あなたが行なっているのは不倫ですか?それとも浮気ですか?
テレビや新聞でも目にすることが多い「不倫」と「浮気」
「私の夫が不倫をしていました!」「〇〇が浮気をしていた!?」など多くのニュースが世間を飛び交っています。
しかし、実際のところ不倫と浮気の違いをしっかりと喋れる人はなかなかいないでしょう。
自分がしていたのが浮気ではなく不倫だった、なんてことになったら色々と面倒ですよね…。
今回は、そんな不倫と浮気の違いについて確認していこうと思います。
不倫のとは??

不倫と浮気の違いを理解するためにはそれぞれの定義を確認する必要があります。
ということで、まずは不倫の定義から見ていきましょう。
人が踏み行うべき道から外れること。特に、配偶者でない人間との男女関係。
わかりやすく言うと、『結婚している人間が婚約者でない相手と性行為を行う』ということです。
「結婚している」や「性行為を行なっているか」という部分がポイントでしょう。
理解を深めるために、実際の不倫事例も一緒に確認して見てください。
最近、夫の帰りが遅く心配です。今までは、仕事が終われば直帰で帰ってきていたのに、最近は直帰で帰ってくることのほうが珍しい。
夫は「残業が忙しい」と言いますが、会社の業績が上がっているわけでもなければ、仕事量が増えているわけでもない。もともと残業が少ないからという理由で会社を選んだのにいきなり残業を行い出すのも不自然だと思いました。
不安が募り、退勤時間に夫の会社の前で張り込みを行うことに。本日の仕事は定時で会社から出てきました。そこから、駅に向かって歩いていきました。駅に到着すると見慣れない女性が。。
どこかへ行こうとしていたので、そのまま跡をつけていくとラブホテルへ。
ショックを隠しきれませんでしたが、携帯で写真を撮り、その日は自宅に帰りました。
翌日、夫を問いただし肉体関係を結んだと白状。即座に離婚を申し込み、きっぱり別れることができました。
好きであっただけにとてもショックでした。
浮気とは??

続いて、浮気の定義を確認していきましょう。
心が浮ついて変わりやすいこと。一人の異性だけを愛さず、複数の異性に心を移すこと。
『愛情が複数の異性に向けられ、一人にぼることができない状態』が浮気であると言うことです。
結婚の有無は関係なく、広範囲で括られています。
では次に、実際の浮気事例についてご紹介していきましょう。
結婚も考えてくれているようで、将来のプランなんかも話してくれていました。
しかし、最近の態度は妙にぎこちなく、うまく言えないですが、嫌な感じが。女の勘と言うやつですがいつもと何か違う感じがしました。
「何かあるな」と思ったので彼氏がお風呂に入っているタイミングで携帯をチェック。連絡している女性の中に、最近になって私よりも連絡をとっている人を見つけました。
内容を確認してみると、二人きりで食事に行っていたり、デートに行っているようで。しかも、日程を照らし合わせてみると、私との予定を断っていた日でした。
お風呂から出てきた彼にこのことを問いただすと逆ギレ。ただ、自分が悪いと思っているようですぐに謝ってきました。
正直別れようかと思いましたが、もうやらないと言っていたので信じてみます。
不倫と浮気が違う点をまとめてみた

上記で不倫と浮気の定義についてご紹介しましたが、その定義を踏まえて不倫と浮気が異なっている点を確認していきましょう。
不倫と浮気の違い1:婚約しているか
一番はここでしょう。
不倫の定義によると婚約をしていることが前提。
浮気に関しては、婚約の条件はありませんが、婚約をしていて初めて不倫として括ることができるので、ここは大きな違いであると言えるでしょう。
不倫と浮気の違い2:男女関係の有無
男女関係とは「性行為」のこと。
性行為を行なっているかいないかで不倫をしているかどうかを見分けることができます。
感情のみであれば浮気、一線を超えているものは不倫。
性行為の有無も区別する上では大事なポイントとなっています。
不倫と浮気の違い3:相手への感情
相手に対する感情も区別をする上でのチェックポイントであると言えるでしょう。
不倫に関しては、感情があってもなくても性行為を行えれば良いという認識。ただ、浮気の場合は相手に好意を持っていると言う前提があります。
相手に好意を抱いているようであれば浮気の可能性は高いと言えるでしょう。
不倫と浮気を大きく分けるポイントとしては、この3つ。
婚約をしていても、性行為を行なっていなければそれは不倫とは呼び難いでしょう。
不倫と呼ばないものは浮気であると判断するのが良いかと思います。
不倫と浮気の違いを比較表にすると・・・
区別 | 不倫 | 浮気 |
婚約 | 必須 | どちらでも可 |
男女関係 | 必須 | どちらでも可 |
相手への愛情 | どちらでも可 | あり |
対象人数 | 1人~複数 | 1人~複数 |
慰謝料 | あり | あり |
上記のように比較表にまとめてみました。
また、パートナー以外の異性に対して好意さえ持っていれば「浮気」となってしまう可能性があるので気をつける必要がありそうです。
不倫と浮気の区別もかなり明確になってきましたよね!
不倫と浮気だったら罪が重いのはどっち?

最後に、不倫と浮気だったらどちらの方が罪が重いのかを見ていきましょう。
ズバリ、不倫でしょう。
不倫・浮気共に「不貞行為」という民法を犯す可能性を秘めていますが、婚約をしている不倫関係の方がそれ以外の代償を含めると罪は思いと言えるでしょう。
◎ 離婚
◎ 慰謝料請求(最大600万円)
◎ 引っ越し
◎ 転職
◎ 人間関係の崩壊
◎ うつ病の発症 etc..
もちろん浮気関係でも上記の代償を伴う場合はありますが、対象の幅が広いため浮気によってばらつきが出てきてしまいます。
その点、不倫関係はそのようなばらつきがほとんどなく、上記の代償を全て受ける可能性が非常に高いです。
もし、浮気ではなく不倫関係を続けているのであれば、上記の代償を覚悟で続けていくようにしましょう。
まとめ

今回は、多くの人が気になる不倫と浮気の違いについて詳しく見ていきました。
テレビや新聞、ネットニュースなどでよく見るだけに、しっかりと区別をつけたかったのではないでしょうか?
ただ、決定的に違う3つの要因があるので、自分が体験している・したものはどちらなのかを確認してみてください。